こんにちは。冴です。
日焼け止め毎日塗ってるのになんで黒くなっちゃうんだろ…
とお悩みの方に向けて、ついつい見落としがちなNG習慣をご紹介します。
朝食にソラレンを摂取している
東京銀座クリニックの三浦麻由佳先生曰く、
ソラレンとはオレンジ、レモン、キウイ、ジャガイモ、セロリなどに含まれている物質であり、肌に達すると紫外線を吸収してしまう働きをもっているそうです。
また、日本アロマ環境協会の論文によると、
皮膚に高濃度のソラレン類が付着した状態で紫外線を受ければ,分子から放出されるエネルギーにより皮膚に障害を与え,痒み,紅斑,炎症,色素沈着などの症状を引き起こす)。いわゆる光毒性作用である。
引用元:Japan Journal of AromatherapyVol. 17, No. 1, 2016「Determination of furocoumarins in essential oils」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aeaj/17/1/17_170106/_pdf/-char/ja
以上のように紫外線の肌への刺激を助長してしまうことがわかっています。
それだけでなく三浦先生によるとその効果は摂取後7時間もの間持続するそうで、もし上記の食材を食べる場合は朝に食べるのではなく夕方以降に食べるとよいそうです。
ソラレン=ビタミンCではないことをお忘れなく。
目から紫外線を取り入れている
大阪市立大学の名誉教授である井上正康先生が監修した実験によると、目から直接紫外線を取り入れてしまうと肌を守っていても体全体のメラニン量が増えてしまうことがわかっています。
そのため、サングラスを着用したり、UVカット機能付きコンタクトレンズをつけたりするなど日頃からの対策が必要です。
ブルーライトを対策をしていない
「スマホ焼け」という言葉が普及してきているように、私たちが普段凝視しているスマートフォンやパソコンの液晶画面からの大量のブルーライトを浴びることによって顔面が日焼けしてしまう現象が起こることがあります。
ブルーライト研究会のホームページによると、
ブルーライトは目は波長が短いため散乱しやすい性質を持っています。これが眩しさやチラつきなどの原因になり、その分、脳はピント合わせに苦労します。また、ブルーライトは他の光よりもエネルギーが強いため、瞳孔を縮めようとして目の筋肉も酷使され、眼の疲れや肩・首の凝りなどに影響します。
ブルーライト研究会HP「ブルーライトとは」http://blue-light.biz/about_bluelight/?p=12
以上より日焼けダメージをうけるのはお肌だけでなく、眼球にも相当な悪影響を及ぼすことがわかっています。
そのため、ブルーライトの対策方法として挙げられるのは
- スマートフォン、パソコンをブルーライトカットモードに設定する。
- ブルーライトカット機能のフィルムを液晶画面に貼る。
- スクリーンタイムを設定し、長時間使用しないようにする。
- ブルーライトカットメガネを着用する。
- ブルーライト専用日焼け止めを塗る。…etc
といった対策ができます。
顔や目の日焼けは、今は大丈夫でも後々肌のたるみや老眼といった老化の原因になるので今からの対策が重要です。
ブルーライトのほか、意外とやりがちな老化の助長させるNG習慣をご紹介していますのでこちらもどうぞ!
まとめ
毎日日焼け止めを塗っていらっしゃる方も多い中、何故か肌が日焼けしてしまうといった方に向けて原因を以下の三つをご紹介しました。
主に果物に含まれるソラレンを摂取して紫外線を浴びること。
サングラスなどを着用しないことで目から直接紫外線を取り入れてしまっていること。
スマートフォンやパソコンからのブルーライト対策をしていないこと。
実際私も同じ悩みを抱えていた過去があり、これらを意識しただけで改善したので是非おすすめします。
全部取り入れられなくても何かひとつでも参考になれば幸いです。おわりっ!
参考文献
Japan Journal of AromatherapyVol. 17, No. 1, 2016「Determination of furocoumarins in essential oils」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aeaj/17/1/17_170106/_pdf/-char/ja
zoff公式サイト「ご存知ですか?紫外線のこと」https://www.zoff.co.jp/shop/help/uv-care.aspx
ブルーライト研究会HP「ブルーライトとは」http://blue-light.biz/about_bluelight/?p=12